どんな仕事でも改善に繋げましょう。クレームは特にチャンスです

毎日のようにクレーム対応していた時期があります。

クレームがあるというのは会社の問題点を指摘されているわけです。中には言いがかりや支離滅裂なクレームもありましたが、大部分は正当なクレームでした。

正当なクレームの場合、それを受けて仕事を改善する必要があります。クレームが減少すれば無駄な仕事(人件費)が減り、会社にとって利益となります。

また、クレームを改善に繋げることで、より良い商品販売等に繋げることもできます。クレーム担当にとっての仕事の醍醐味でもあります。

そのため、クレームは受けた個人はそこでストップさせず、必ず上司にその内容を伝えて改善する必要があります。

ところが、上司によってはクレームの報告を受けるだけで、それ以上何もせず指示もしない人もいました。

また、上司でなくても、クレームを処理した後に、同じ内容のクレームを発生させないための改善案を考えない人がいました。

これでは何のためにクレームを受けたのか分かりません。非常にもったいないです。

どんな仕事でも改善していく意識を持つ

こうした内容はどんな部署にも当てはまります。

何か問題があれば改善する。現在より1%でもいいから日々改善していく。そうした日ごろからの姿勢が重要です。

会社に入ったばかりで仕組みが分からない新人ならともかく、上司のポジションで改善する意識がないのなら、もし私が社長ならばすぐに降格させるでしょう。

ウォルトディズニーは「現状維持では後退するばかりである」という名言を残しました。

開園から37年を経過した日本のディズニーランドを見ても、未だに進化を続けているのが分かります。

日々同じ仕事をするにしても、常に改善を意識して仕事を続けているのなら、1年後にはそうでない自分と比べて大きな差が付いているでしょう。

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