時短だけじゃなかった!洗濯乾燥機のメリット3点

洗濯乾燥機と言えば時短ですが、その他にどんなメリットやデメリットがあるのか、実際に長年使ってみた感想をお伝えします。

デメリット2点

まずはメリットの前にデメリットからお伝えします。

金額が高い

高いです。大きさにもよりますが、家族向けのものは25万円ぐらいします。

購入を検討しながら結局止めてしまった方は大部分が金額がネックになったと思います。

私も購入を迷ったのは金額が高いという点でした。それでも購入を決めたのは子育てと仕事で家事に費やす時間が本当に無いからでした。

寿命が短い

洗濯乾燥機の寿命は6年ほどです。

乾燥機能は内部にほこりが溜まったりヒーターが劣化すると洗濯物が乾かなくなります。そうなると買い替えが必要になります。

乾燥機能は突然劣化するのではなく徐々に劣化していきますので、乾燥時間がどんどん長くなっていきます。

スタートのスイッチを押すと例えば「残り160分」というように洗濯から乾燥までの終了時間が表示されます。

これが使い続けていくと同じぐらいの洗濯量でも「残り180分」「残り200分」と明らかに終了までの時間が延びていきます。

これがけっこうなストレスになります。

「今日は洗濯量が多いので2回まわしたい!」というときは終了せずにいつまでもぐるぐる回っている洗濯乾燥機にイライラします。

仕事から帰宅してからスタートした場合は寝るまでに終わらない可能性があるわけです。

メーカーの人に聞いたところ、乾燥機能が劣化するのは仕方ないことで、長年丁寧に使っていてもどうしても劣化してしまうとのことでした。

寿命は6年と言いますが、乾燥機能が高性能なまま使いたいという方はもっと短期間で買い替えが必要となります。

ちなみに値段が25万円として6年間使用した場合、

25万÷6年=約4万2千円です。

1年あたり4万2千円で以下に挙げるメリットを得られると思った方は買いだと思います。

メリット3点

続いてメリットです。

1 時短

洗濯乾燥機を購入または検討している方がまず一番に考えるのが時短だと思います。

・洗濯機を回す→干す取り込む→タンスにしまう

・洗濯機を回す→タンスにしまう

放り込む洗濯物量が過度でなければ、2時間あれば洗濯から乾燥まで終了します。「干す→取り込む」という流れの部分で1回あたり10分はかかるため、1日1回の洗濯だとすると、

10分×365日=3650分≒60時間

年間で約60時間もの時短となります。

乾燥の後に毎回20秒ほどかけてホコリを取る必要がありますが、それでも丸2日以上の時間が浮きます。

乾燥機能が無い場合、天気の悪い日は干してもなかなか乾きません。干すことができない日もあります。

6月の梅雨時は乾きが悪くストレスが溜まります。冬場は寒いなかで干すために一時的に外に出なければなりません。

一方で乾燥機能があれば天気を気にせず、スイッチを押して終了まで待つだけです。

スタートのスイッチを押せば外出しても何も問題ありません。仕事に出かける前にスイッチを押すだけです。

外で雨が降っていようが帰宅後に洗濯乾燥機の中から取り出すだけです。

2 保有する服を減らせる

これは購入前に全く予想していなかったメリットです。

例えば風呂に入るときや朝出かけるときに回しておけば2時間後には乾いているわけです。毎日洗濯乾燥機を回しているなら、極端な話、2日分の服があれば済むわけです。

洗濯して外に干しても乾かない恐れを考えると、最低でも3日分は必要です。洗濯をためてしまうことを考えると4日分は欲しいところです。

しかし乾燥まで回せば「2時間後には確実に乾く」わけで、4日分も洋服がいらなくなります。

洗濯乾燥機を購入してから衣装ケースを1つ分ほど捨てることができ、結果的に僅かではありますが室内が広くなりました。

使わない荷物のスペースのために家賃を支払うことほど無駄なことはありません。

以前の記事でも書きましたが、例えば40㎡で月10万円の家賃のアパートに住んでいるとします。もう使用していない不要な布団と洋服がありますが、もったいなくてなかなか捨てることができません。その荷物だけで2㎡を占めています。

すると、40㎡=月10万円=年120万円なので、2㎡=月5千円=年6万円です。かえってもったいないと思いませんか?

3 精神的にかなり楽

「2時間後には確実に乾いている」

この気持ちが心に余裕を生みます。

洗濯は洗い始めからタンスにしまうまで夏場以外は一日かかります。一つ一つの作業はそれほど時間はかかりません。

しかし「あ、洗濯機止まった」「もう乾いたかな」「天候は大丈夫かしら」など一定の間隔を空けて作業が必要になるので、頭の片隅で意識しておく必要があります。

自分ではあまり意識していないと思っていても意外と負担となっています。一日にやらなくてはいけない仕事はたくさんあります。

朝起きてから、スマホでニュースをチェックして、カーテンを開けて、トイレに行って、顔を洗って、家族を起こして、食事を用意して、食事を食べて、食器を洗って、洗濯機を回して、着替えをして・・・と一体いくつあるのか数えきれないほどです。

やることは少なければ少ないほど良いのです。

「せっかく洗濯機を回したのに干すのを忘れていた!」となってストレスを感じた経験がないでしょうか。この点、洗濯乾燥機は便利です。

また、余った時間も有効に使えますし、「あ、この洋服を明日着たい。でも洗ってない!」というときも慌てなくて済みます。

というわけで、確かに値段は高いですが、忙しい人はそれ以上のメリットがあります。

こんな記事も書きました。

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