出世できず40代でも平社員の私に起きた5つのこと

入社したその日から「よーい、ドン!」で出世レースが始まります。

やる気に溢れる社員の中には「課長、聞いてください!」と優秀な上司と親しくしたり、「はい、私がっ!」と自己アピールを繰り返したりとスタートダッシュする者もいるでしょう。

一方、私はグーグルマップを眺めて「家まで徒歩で帰宅したらどれぐらいかかるのだろう?」とか「重慶大厦はどこにあるんだろうか?」などと日々考えてぼうっと過ごしていました。

そして現在、同期が管理職になる中で40代でまだ平社員の私としてはそもそも自分がレースに参加できているのかさえ怪しくなってきました。

レースはスタートしているはずですが、その場からまだ動いてもないのにゴールもうっすらと見えてきています。

「ほら見てみろ! あいつ、スタートの号砲が鳴るのを聞き逃してまだ屈伸してるよ!」

私を指さすそんな声が聞こえてきそうです。

出世しないとこんなことが起きます

入社したからと言って、必ず昇進しなければいけないわけではありません。中には昇進を断る人や、出世に興味がない人もいるでしょう。

しかし「出世していないとこんな出来事に遭遇する」ということを、やや警告も含めて5つ紹介します。

まだ就職して間もない人は参考にしてください。決して「昇進しろ」と勧めているわけではありません。

1.若手がタメ口で話しかけてくる

出世できないと、新入社員にも「そういう人」というレッテルを貼られます。

大多数の社員はそれでも丁寧語で話しかけてきます。まあ、当たり前です。しかし、一部の若手からはタメ口で話しかけられます。

「あの件さ、どうなってる? こっちもこのままだと困るんだよ」と。

心の中で「それ以上言うと口にボンド塗っちゃうぞ」と腹が立ちました。

しかもそういう若手に限って上司にはゴマをすったりします。出世には強い意欲を持っています。

確かに役職から上下関係を考える人がいてもおかしくありません。私は昇進してないのだから仕方ないのかもしれません。

とまあ、そんなことがあります。耐えられない人には厳しい現実でしょう。

2.平社員だけが集まる謎の研修に参加させられ

これは衝撃でした。

「今度研修に参加してね」と人事部から手渡された文書を読んで、自分がどのように評価されているか感じました。

研修参加者名は電子掲示板に掲載されるので、私がそうした研修を受講させられたことは誰もが分かります。

内容は振り返りのための研修というかなり無理やり感のある研修でした。ITや労働基準法、有報の読み方といった専門性を学ぶ研修ではありません。

「こんなのもらっちゃったよ!」

と内心やけくそ気味に周囲の同僚に説明したのを覚えています。

何歳以上で区切られていたのか分かりません。研修を受けたのは私が40歳ぐらいのときで、出世していない社員だけが大きな会議室に集められました。隣の席に座った私より年配の男性は、IT部門で勤務している物静かな人でした。

「知識や経験を若手の人にしっかり伝えることを意識してるんだ」というようなことを聞いたのは覚えています。

ちなみに、この研修を受けたことによって、特に考え方が変わるようなことはありませんでした(笑)。

3.同期との飲み会、金額に焦るときがある

私以外の同僚はみな出世しているので、私とは受け取っている給料が違います。

いくら違うのかは分かりませんが、さすがに40代ともなると100万円以上は異なるでしょう。出世に伴う大きな変化の一つです。

そのためか、飲み会のグレードも新入社員時より上がっています。真顔で飲み放題付き6,000円台のコースを提案されると拒否しようか悩みます。

もし追加で「獺祭二割三分お代わり~」と頼む同僚がいたら即かめはめ波を打ち込みます。「クロマグロ3人まえね~」と頼む同僚がいたら背後に隠し持っている斬鉄剣で素早く峰うちを狙います。

「6,000円あれば子どもに何を買ってあげられただろう」などと考えてしまいます。

でも飲み会は嫌いではありません。席を回れば多くの社員と会話できるのでコミュニケーション手段として優れています。

できれば全部込みで5,000円以下で、が理想です。

4.自分より仕事ができない上司に腹が立つ

出世する人が全て優秀なわけではありません。

事務処理ができるだけの人も優秀と判断されると出世してしまいます。上司のお気に入りだから出世する人もいます。

その場合は管理能力とは関係ありません。出世した途端に仕事ができないと評価される社員が何人も出てくるのはそのためです。

【考察】なぜ仕事が出来ない上司がいる(出世してしまった)のか考えてみた

数年前から「もし自分があの上司のポジションだったらもっと効率的に仕事をこなし、1.3倍くらいは利益を増やせるのに」などと思うことが増えてきました。

そう思う度に仕事ができない上司に腹が立ちます。上司の勉強不足に腹が立ちます。出世できないことで、他人の仕事ぶりにストレスを感じてしまいます。

「腕時計に仕込んだ麻酔銃」で上司を眠らせ、周囲に的確な指示をバシバシ飛ばしたいなと思うことが度々あります。

5.残業しなくても何も言われない

最後の1つはメリットです。

私はあるときから残業は可能な限りしないように努めています。

家族サービスを増やすためですが、そのために仕事の効率化に関する書籍を色々と読み漁りました。

「仕事をすぐやる人の習慣」(PHP研究所)は何回も読み直しました。

周囲にもそこで得た知識や方法を勧めることがありますが、実際に真似してくれるのは本当に忙しい社員だけです。普段からだらだらと仕事をしている人は変わりません。

私も以前はそうだったので気持ちは分かります。「効率化」と言われてもその意味が分からない人は本当に分からないのです。

また、残業をしないためには、仕事で実績を出し続ける必要があります。

そうではないと、単に「平社員で定時に帰る人」になってしまい、同僚との人間関係が悪化します。

「あいつだけまたすぐ帰って」

と思われるだけです。ある程度の実績は出しましょう。そうすれば残業しなくても文句は言われません。文句を言われたら即Aクイックで相手の脳天目掛けて打ち返しましょう。

以上、出世しない私に起こった5点を上げてみました。平社員の私が言うのも何ですが、これを読んで新入社員の方は少しは出世意欲が上がったでしょうか(笑)。

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