仕事のミスの減らし方:一時的に寝かせ未来の自分にチェックさせる

「これでバッチリだ。ちゃんと見返したし」

ウイーン。(印刷される音)

「係長、頼まれていた資料です」

「うん。…おい、誤字があるぞ」

「え、すいません!」

自分の仕事を他人チェックすると、思わぬミスが見つかることがあります。

自分では 間違いないと思っていても、案外自分自身が信頼できないことに気付かされます。

上司や同僚がチェックしてくれる仕組みが整っているならまだ安心ですが、そうでないときは自分でチェックするしかありません。

仕事を寝かせてみる

自分でチェックする方法としてお勧めするのが、仕事を「寝かせる」というものです。しばらく仕事を放っておくというものです。

小説家の村上春樹氏は自分の作品を最後まで書き上げたあと、また頭に戻って追記・修正するという作業を何度も繰り返すそうです。

長編の場合、書いた部分をもう一度書き直すまでかなりの時間が経過しています。その結果、自然と仕事を寝かせていたことになるのです。

時間が経てば経つほど客観的に物ごとを見れるようになります。

また、心理学者のアダム・グランド氏によると、仕事を意図的に先延ばしすることで、優れたアイデアを思いつくことが多くなるそうです。

無意識でも仕事のことを考え続けているのでしょう。

2人の自分で仕事をチェックする

私たちは何か嬉しいことや悲しいことがあったとき、その瞬間は舞い上がってしまい、物事が上手く判断できなかった経験があると思います。

しかし時間が経過してから冷静にそのときのことを考えてみると、どうして自分はあんなことをしてしまったのだろうと後悔します。

「私は宝くじで1億円当たったよ」と言いふらすことはその時点での単なる自慢のためだけで、デメリットの方が遥かに多いことに気付くはずです。

仕事を寝かせることはある程度時間の余裕がないとできません。

しかし自分の仕事を未来の自分にチェックさせることにより、興奮状態の自分と冷静な自分の二人で仕事をチェックできることになるのです。

私はすぐに取りかからない仕事でも全て手帳に書き出しています。そしてことあるごとにその予定を見返しています。

すると実際に取りかかるときには良いアイデアが浮かんでくることが多く、また、その業務の問題点にも気付くことが多いです。

ミスが格段に少なくなる方法ですので、ぜひお試しください。

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