【仕組み】昇進試験、また落ちました。(6回目)給料も上がらなくなってきて、モチベーションはどうすれば保たれるのか

先日昇進試験がありましたが、またしても不合格でした。

同期はだいたい10年前には出世し、さらにそこから上にも出世していますので、差は広がるばかりです。

さすがにこの歳で平社員ですので、給料はもうほとんど上がらなくなってきました。私と同じか私以上の年齢で平社員の人たちは、もうモチベーションが低下しているように見えます。

私は仕事の中の楽しい部分を探したり、業務成績が上位ということをモチベーションとして頑張っています。

業務成績が明らかに私より下だろうという社員が筆記試験に通り、私より先に出世していくのを見るのは歯がゆいところもあります。

私「業務成績が高い人は筆記試験に関係なく昇進させてもらえないのでしょうか」

メンター「業務成績が高い=上司としての能力がある、ではないからじゃな」

私「確かにそうですよねぇ」

メンター「ただし、試験成績が良い=上司としての能力がある、という訳でもないじゃろう」

私「では何のための筆記試験なんでしょう?」

メンター「ホッホッホッ」

仕事のモチベーションを保つにはどうすれば良いのか

さて、年齢が上がると仕事のモチベーションを保つのが難しくなります。悪い意味で仕事に慣れてきます。では仕事のモチベーションを保つにはどうすれば良いでしょうか?

出世による仕事のコントロール

まず考えられるのは出世だと思います。平社員から係長へ、係長から課長へと出世していくことで、仕事の裁量が大きくなります。自分の考え方で進められるようになっていきます。

「自分で仕事をコントロールしたい!」と思っている人には、出世は大きなモチベーションとなるでしょう。

・上司の仕事の進め方に納得がいかない。

・自分なら上司よりも仕事を上手く回すことができる。

・受け身ではなく、自ら仕事を作りだしていきたい。

そう思っている人は出世した方が良いでしょう。

また、出世による見栄も大きな影響があります。四十代になっても平社員というのと、四十代で課長というのでは、自尊心が大きく異なる人も多いでしょう。

「あの人、まだ平社員なんだね」

と陰で言われても平気な人(私も平気です)なら良いのですが、自分の同期など周囲の職員と比較してしまうというのが自然な気持ちでしょう。

私「見栄を求めての出世はアリですか?」

先生「見栄でも何でも動機は関係ない。アリじゃ。見栄のため頑張る人もいるじゃろう」

私「もし見栄が動機で出世して、それで仕事ができなければ?」

先生「降格させれば良い」

私「降格?」

先生「どんなモチベーションを基に出世しても良い。ただし、出世したポジションに見合うだけの仕事を遂行するのは絶対じゃ」

私「なるほど」

給料アップによる自由度増加

次に給料アップも大きなモチベーションでしょう。給料が上がることで家や車を購入したり、子供を私立中学校に進学させたり出来るようになります。

そこまでいかなくても、以前より家賃が2万円高い駅のそばに住み替える、スーパーで値段を気にせず食材を買えるようになるなど、給料が上がることの恩恵は大きいです。

極端な話ですが、もし月に1万円給料が上がれば、

「マグロの刺身を食べたいなあ。中トロは高いから無理だよ」から、

「マグロの刺身を食べたいな。中トロにしよう」

に変わるはずです。好きなものを食べれないストレスは大きいものがあると思います。

私はかなり自由に仕事をやらせてもらえる立場にいますが、給料が低いことは気になっています。

平社員でも給料が上がり続ける人はいるでしょう。特殊技能を持っている場合は、管理職として仕事をさせるよりも、現場の最前線で働いてもらう方が会社としては良い場合もあるでしょう。

2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんも、島津製作所のいち平社員として勤務していたことが話題になりました。

しかし現実問題、そんな際立った能力のない社員は、出世しないと給料は上がらなくなってきています。特に平社員のままですと、四十代ともなれば昇給はほぼ停止していることが多いのではないでしょうか。

出世できない社員のモチベーション

では私のように出世できない社員がモチベーションを保つには、他にどのような方法があるでしょうか。

これまで上げたように、上司として仕事を自由にコントロールが出来ないし、給料も上がりません。

どうせ自分はこれからも出世させてもらえないんだ」と考え始めた途端、仕事を適当にこなし始める社員が多くないでしょうか。そりゃそうですよね。一生懸命仕事を頑張っても評価されなければやる気は起きません。

仕事が評価されないならば仕事は適当に済ませ、定時にさっさと帰るかもしれません。また、逆に給料を増やそうと考え、意図的に仕事を遅らせて残業するかもしれません。会社にとっては損害です。

 私「この際、全員出世させるのはどうでしょう?」

メンター「能力がなくても?」

私「ただし、能力不足の社員ははあまり重要でないポジションに置くと」

メンター「確かにモチベーションアップにはなるな」

私「あとは会社がそういった社員にも給料を出してくれるかどうかですが」

メンター「ほんの僅かでも良いのではないか。給料が上がれば嬉しいもんじゃろ」

上司が部下の仕事を褒めることもモチベーションアップになりますが、それとて一過性のもので長続きはしないでしょう。

もしこれが転職は当たり前の企業や業種ならば、この会社での出世が見込めないと判断すればすぐに転職するでしょう。優秀な社員ほど能力を評価してくれる他社に移るはずです。

しかし日本では転職はまだまだ一般的ではありません。一つの会社に長く勤め上げることが多いわけで、出世できず、なおかつ転職出来ない場合は、平社員のままその会社に留まることになります。

最近では「日本の終身雇用制度はもう終わった」という声も聞かれますが、仮に終わったにしろ、転職が困難なため会社に留まる状況は未だに続いているわけです。

会社ライフを楽しんでしまおう

出世もダメ、昇給もダメ、転職もダメとなると、後は会社に行きたくなるような理由、会社に行くことが楽しくなるような理由を無理やりでも個人個人が作り上げなくてはなりません。

「会社に行くことが楽しくなるような理由」だなんて、もし10年前に私の友人が真面目な顔して同じ言葉を発していたら、きっと私は笑っていたでしょう。でも今は違います。

きっとこの考え方が正解のはずです。いや、それしかありません。他にモチベーションをアップさせる方法が見あたらないのです。

会社が出世できない社員にモチベーションアップの場を与えることができないならば、自分たちで創りだすしかないのです。

・社内で同じ趣味の人が集まるクラブを作って楽しむ。例えば、皇居ラン愛好会、フォートナイトクラブ、第四金曜スイーツ同好会など。趣味の繋がりは職場の繋がりよりも強くなります。

・職場の文房具等を自分のお気に入りで固める。ジェットストリームの三色+シャープペンを複数用意したり、他の人が持たない穴が開かないホチキス(なかなか便利)を使いこなしてみたりする。会社から一律で支給される文房具より愛着が持てます。気持ちが良いです。

手帳にこなした仕事を記入していき、毎日仕事帰りにそれを眺めて満足する。バーチカル手帳にちょっとした作業も含めて細かく記入していくと、一日の終わりにはほとんど書く隙間が無くなります。また、手帳を見直すことで、仕事はより効率的に進められるようになり、客観的に俯瞰して見ることができるようになります。

いくつか思いつくままに例を挙げてみましたが、どんなものでもいいと思います。自分が会社にいて少しでも楽しくなる、わくわくするような理由を作りましょう。

私のモチベーション維持について

ちなみに40代平社員の私は、あちこちの職場で様々な社員と雑談しています。これが自分のモチベーションアップとなっています。雑談とは言ってもサボリではありません。

ちょっとした用があるときに電話ではなく実際に会いに行き、ついでにその社員が行っている仕事の話などを仕入れてきます。それを繰り返していくと、そのうち組織を横断した提案ができるようになってきます。

余程忙しい人でない限り、「教えて」と話しかけられて嫌な気持ちになる人はいません。私だったら喜んで色々教えます。聞かれてもいないことまで教えます。

また、雑談することでその社員との親しみ感が増し、いざというときに助けてくれることもあります。これは重要です。自分の知識が無い分野で協力してもらえると、仕事の完成度やスピードが格段に上がります。

また、もう一つのモチベーションは、以前の記事にも書きましたが、職場のマニュアル作りです。非効率で無駄に時間を費やしている仕事を発見すると、「よしっ、効率化してやる!」とワクワクしてきます。

マニュアル作りは時間がかかりますが、完成すると作るために費やした時間以上の時間短縮や効率化が図られます。また、自分にとっても大いに勉強になります。

おそらく私ほど社内でマニュアルを作成し、またマニュアルにより仕事時間を大幅に削減した社員はいないのではないかと勝手に自負しています。特に残業時間削減は前年度比の数字がはっきり表れますしね。楽しいです。

私の密かな自己満足とモチベーション維持方法でした。

あ2

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