社会人は仕事時間×効率性=成果を意識する。学生なら勉強時間×効率性=成績

コロナウイルスのため小中高校では休校や分散登校などが続き、家庭学習に重点が置かれるようになりました。

そうは言っても、家庭学習に対応できる家庭とそうでない家庭に分かれます。

共働き家庭の場合、勉強を教える時間的余裕がありません。学年が上がるにつれ、勉強内容を教えられる保護者も限られてきます。

家庭によって大きく差がついた時期でした。

成績は勉強時間×効率性

天才と呼ばれる人たちがいます。医学部に合格したというようなものではなく、一度学んだ内容は忘れないとかそういった類のものです。

そういった特別な人たちは別にすると、子どもの成績に関しては勉強時間×効率性で表せます。

成績が良い子は勉強量×効率が最大限となるよう工夫しています。塾は特に効率性に関してその手助けをしています。

勉強量が少なければいくら効率的に勉強しても成績は伸びません。遊んでばかりで勉強は毎日30分。これでは成績は伸びません。

一方で計画性もなくやみくもに長時間勉強してもやはり成績は伸びません。いつも勉強しているのに、何故か成績が伸び悩んでいるクラスメートがいなかったでしょうか

その生徒は全く復習をしていなかったのかも知れません。一問解くのに一時間かかる難しい問題ばかりやっていたのかも知れません。

いずれにしろ、せっかく長時間勉強していたにも関わらず、効率性の低さが成績が上がらなかった原因でしょう。

社会人は仕事時間×効率性

 

大人でもそれは当てはまります。

いつも21時まで残業しているのに、成果が全く出ていない社員はいませんか。

いつも18時には退社しているのに、しっかりと成果を残している社員はいませんか。

仕事時間は誰にとっても目に見えて分かりやすいものです。毎日残業していれば「あいつは夜遅くまで残っているな」と他の部署の社員でも思うでしょう。

しかし成果はなかなか目に見えません。隣の席の同僚がどれくらい営業成績を上げているかは、月一の定例会議で初めて気付くこともあるでしょう。

仕事時間は簡単に増加できます。だから誰でも増やしがちです。自分はよく仕事しているなと酔うこともあります。

また、ひどい場合は残業することをよしとしている組織もあるでしょう。しかし「残業」イコール「会社に貢献」ではありません。

本当に重要なのは効率性です。

毎日定時で帰宅しても、成果を上げていれば誰も文句は言わないでしょう。

夜遅くまで残って頑張っていても、成果を上げられなければ上司としては評価できません。

受験勉強の頃を思い出し、今担当している仕事の効率性をもう一度考えてみると良いでしょう。

イメージしやすく1・2・3・4・5の数字で仕事の効率性を考えてみます。の数字で評価されるでしょうか。

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