【仕組み】晴れた日の混雑したレストランと、雨の日の空いているレストラン。どちらが好きですか?

雨の日は憂鬱です。傘を持たねば成りませんし、カバンやズボンや革靴は濡れます。

私は会社にお弁当を持参しておらず、お昼は外食することが多いので、これからの時期、お昼時の天気がいつも気になります。

晴れていたら爽快な気分でレストランに向かうわけですが、そんなときに満員だとショックです。

私「今日は天気もいいしここで食べたかったのに! なぜみんなこの店に来るんだろう」

師匠「いや、ただ単にみんな同じ考えだからじゃろう。天気もいいし」

でも雨の日になるとどこのレストランも比較的空いています。会社から傘を差して頑張ってたどり着けば、頼んだ料理がいつもより早く出て来ますし、入るのに並ぶことがある店も空いていて気分が良いです。雨の日だからこそですね。

他人と逆の行動を取ってチャンスをつかむ

他人と逆の行動、または他人が行っていないことを行うことは、リスクとなる可能性がある一方、チャンスになることもあります。

例えば、平日に休暇を取って観光地を巡る。平日ならば普段は人で溢れて行列が出来る観光地も空いています。目当てのレストランも並ばず入れるでしょう。さくさく周遊できて疲れ具合も全然違ううえ、宿泊費も何割か安くなっています。気持ち的にも仕事を休んでいるので幸せ度が高くなっています。

私「休日の観光地ってどこも混んでるんですよね」

師匠「観光地まで出かけたのに、いつもの満員電車に乗ってる気分になる人もおるだろうなぁ?」

私「……恐ろしい例えですね」

他にも思いつくものを挙げてみます。

▼以前に書いた記事です。面倒だと思う幹事をあえてやることによるメリットがあります。

幹事を引き受けるのは損な役回りか、それとも得なのか考えてみた

株価が下落時にあえて購入

世界経済が低迷しているみなが株式を売りに入っているので金額が下がっている)ときにあえてVTなどの全世界株式インデックスを購入する。

普通は株価が下がり続けているときには怖くて株式を購入することなど出来ません。もう上がるだろうというタイミングを測ることは現実問題不可能だからです。そのためしばらくは損失覚悟のうえ、ドルコスト平均法で購入するのが良いと言われています。

しかし、経済が回復し株価が上昇すれば購入時との金額差は大きくなるため、大きな利益を得られるでしょう。もしダウが次の調整局面で15,000円まで下落したときに購入し、数年後、再び現在の27,000円まで回復したときに売却すれば大きな利益を得られます。

遅い各駅停車にあえて乗車

あえて空いている各駅停車を選んで席に座り、職場の行き帰りは読書等にあてる。意識せずとも毎日一定時間を勉強等に充てることができます。時間は掛かりますが代わりに疲れが取れます。疲れているときは睡眠に充てることもでき、調整機能として活用出来ます。

中学受験塾の代わりにプログラミング教室へ通わせ猛勉強

子どもを中学受験の塾に行かせる代わりに、プログラミング教室に通わせ、本気で勉強させる。月謝は週一回で二万円前後のところが多いようです。

プログラミングを習得することだけではなく、プログラミング学習をきっかけに小さいうちから周囲のあらゆる物がプログラミングにより制御されていることに気づき、新たな可能性まで考えるようになれば良いと思います。

そこまで至るには中学受験と同じくらい熱心に時間を費やし、保護者も協力し、プログラミングを学ぶ必要があるでしょう。プログラミングを学んでいる小中学校はそこそこいるでしょうが、中学受験ぐらい毎日家で3~5時間も熱心にやっている子は少ないと思います。

日本のプログラミング労働者が10年後には80万人も不足するという話もあるので、中学受験をしようと思っていたが、同じだけの労力や時間、費用をかけてプログラミングを学ばせておいた方が将来の可能性が大きく広がるのかもしれません。

こんな記事も書きました。

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仕組み:ウォーキングを継続するため、ウォーキング時にできる他の目的も作ってしまう