素人によるカブトムシ成長日記(随時追記)

この夏、カブトムシをペアで手に入れました。

子どもが欲しがったためですが、カブトムシを飼うのは小学生以来です。

購入するまでは全然興味がありませんでしたが、手にした途端に一気に童心に帰りました。この感覚、久しぶりです。

それ以来、毎日欠かさずケースを眺めています。上から眺め、横から眺め、もう家族みたいなものです。

カブトムシってあんなに背中の光沢があるのかと見入ってしまいました。

童心と言えば「夢降るラビット・タウン」を思い出します。ウサギや人間、がい骨が一緒に星を見ながら暮らす不思議なマンガです。今でもときおり読み返して童心に帰ります。

この童心という感覚、仕事の上では非常に大切だと思っています。仕事にワクワクした感覚を持ち続ければストレスが溜まりません。月曜日を楽しみに待つこともあります。

何より新しい事業にチャレンジしたい、こんな仕事を創り出したいと考えているときは、まるで遊んでいるかのような感覚に陥ります。どうすれば意図的にそんな感覚に持っていけるか考えたことがありますが、結局よく分かりませんでした(笑)。

オスとメスの性格など

購入後、メスをよく見ると、前足の片手が途中で切れていました。そのため両方の前足でグンと踏ん張るような姿は見られません。

何だか可哀そうで「頑張れ!」と応援したくなります。

でも元気です。ケースの中を高速で歩き回り、ときおり羽を広げてブンブン言っていました。

一方、オスは物静かです。メスとは随分と性格が違うようです。「性格が異なるからこそ二匹は惹かれ合うのでは。ここ(ケース)で出会ったのも何かの縁」と何の根拠もなく期待しました。

しかし家に来た初日、オスが寄ってきたメスの下に角を差し込み、そのまま後方へ「ブン!」と投げ飛ばしたのを目撃しました(驚)。

メスは半回転して土の上に飛ばされました。あぁ。

今回、ダイソーを中心に「飼育ケース」と「植物用の土(腐葉土と記載されていた)」と「ゼリー」と「枯れ木?」等を購入し、形はなんとか整えました。

後で「植物用の土」は色々な物が混入しており何か違うと気づき、改めて純粋な「腐葉土」を購入して入れ替えました。

ケースに入れた後、よく見ると「植物用の土」には黄色い粒などがたくさん入っていました。ネットで調べてみるとカブトムシにとっては良くない成分のようで、「腐葉土」と書いてあっても色々あることを知りました。

また、農協の女性の店員さんがカブトムシに詳しく、カブトムシの幼虫は「腐葉土」を食べて大きくなるので、良い「腐葉土」を使った方がいいと聞きました。聞いているときは「幼虫が腐葉土を食べる? 土を食べる? どういうこと?」と半信半疑でしたが、やはり後でネットで調べてみると本当でした。農協の方はみんなあんなに詳しいのでしょうか。さすがです。

10/15ぐらい

10月も半ばの今でもオスの方は生きています。ただし、だいぶ動きは鈍っています。

もうケースの中で羽を広げて飛ぼうとする気配は一切ありません。蓋を開けていても逃げることはないでしょう。

エサは少量ですが食べてます。

上から覗いていると、今でもときおり角をブンと振って威嚇してきます。これが人間と同じサイズだったら何と恐ろしいことでしょう。

しかも元気ならば動きは素早いのです。人間が逃げ切れるスピードではありません。怖い怖い。

メスは残念ながら9月の終わりに死んでしまいました。代わりに小さな白いタマゴを40個ほど残していきました。

そんなに産むものなのかと驚きましたが、ネットで調べると普通のことでした。

半分ほど孵って幼虫になっています。しかも気づかないうちに成虫と同じケースの中でふ化しているものもいました。

その幼虫も驚くべき速さで大きくなってきました。生まれたときの数十倍の大きさに成長しています。

本当に「腐葉土」をむしゃむしゃと食べているようです。他は何も与えていませんから。

数が増えたためケースは1つでは足りず、今では8個になりました。

カブトムシは自分の子どもが大きくなるのを見届けないうちに死んでしまうんだなあ(寿命は1年のみ)と思うと感慨深いものがあります。

11月28日

もう11月も終わりですが、残された幼虫たちはすくすくと育っています。

どの個体も直径4センチぐらいはあるでしょうか。大き目のカタツムリぐらいの大きさです。

腐葉土を食べる速度は速く、しばらく見ないでいるとケース上部が黒いフンで埋まります。

室内の気温は平均して20度前後でしょうか。これから寒くなってくると食欲が落ちてくるそうですので、腐葉土の交換頻度は少なくなりそうです。

12月5日

室内の気温は平均して17度前後です。

フンの量が明らかに減ってきました。寒くなってきたせいでしょうか。フンを取り除いている最中も幼虫はあまり動いていません。

12/29

室内の気温は16度前後です。

2日前、いくつかのケースのフンを取り除いて腐葉土を追加したのですが、幼虫が頻繁に地上に出てくるようになってしまいました。

これまでと同じように全体の4分の1程度の腐葉土を変えました。腐葉土は同じ種類のものです。何が原因か分かりません。

ネットで色々調べてみたのですが、いまいち合致する原因が分かりません。

 

12/30

本日も気付くと幼虫が腐葉土の上に転がっていました。やはり腐葉土を取り換えたケースです。原因は土で間違いないでしょう。少しきつくなりますが、腐葉土を取り換えていないケースに分散して移し替えました。これで大丈夫でしょうか。

1/30

この3週間ほど幼虫はほとんど動きません。冬眠状態なのでしょうか。腐葉土の表面にときおりフンが見られるだけです。フンが見られるので生きてはいるようです。

2/13

特に変化なし。このところ例年より気温が若干高めですが、幼虫たちはの動きはほとんど見られません。

3/14

変化あり。このところ4月の気温が続いたせいか、幼虫が動き始めたようです。腐葉土の表面にフンが見られるようになりました。

4~5月

幼虫の鳴き声?なのかキーキーという音がいつも聞こえます。どうしてそんな声が聞こえるのか分かりません。思ったよりも幼虫はフンをしません。腐葉土もそれほど食べていないようです。

気付くとサナギになっている個体がいました。でもイメージしていた向きと違ってナナメになっています。縦向きではありません。そんなものなのでしょうか。

6月

早くも成虫になり始めました。ケースの中で激しく羽をはばたかせています。やや大きめのケースで育てているのですが、さすがに飛び回れるほど広くはないのがちょっと申し訳ないです。

7月

次々と成虫になっていくため、そのうち何匹かはもともとカブトムシが取れた場所に返してきました。

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