飲み会の参加は無駄だと考え断る場合は、普段から多くの社員と雑談をしておこう

あなたは『職場で』飲み会以上のコミュニケーションを取っていますか?

飲み会は時間の無駄なので、出来る限り参加しない方がいいという話をよく聞きます。

そもそも私はあまり酒を飲めないので断ることが多いのですが、そのおかげで誘われることは少なくなりました。

しかし職場の歓送迎会や同期会には必ず参加しています。同月に飲み会が重なると妻からは多いねと言われるぐらいですます。そう言われるくらい飲み会には参加していませんし、私から誘うこともありません。

飲み会の効果も理解しています。職場とは異なる環境だからこそ話せることもたくさんあります。普段は仕事の話しかしない同僚の意外な一面に驚くこともあるでしょう。

私「飲めないことによるメリットもありますね。断れるという」

師匠「飲めないことによるデメリットもあるがな。仲間に入れないとか」

飲み会の参加は無駄だと考え断る場合は、普段から多くの社員と雑談をしておこう

飲み会を断ると一般的に「付き合いが悪い、愛想が悪い」と思われる可能性があるわけですが、私はそのようには思われていないと思っています。理由として何点か挙げます。

1.職場ではややおしゃべりです。芸能人の話題から日経新聞で読んだ記事までベラベラとしゃべってます。無口は駄目です。どんなに優秀な人でも無口な人には相手は抵抗を感じますし、一緒に仕事しよう、助け合おうとは思わないでしょう。

単なるおしゃべりは周囲に迷惑で仕事の手も止まることから反対ですが、適度なおしゃべりは円滑な人間関係を形成し、仕事の効率化に繋がるので必要です。

2.知り合いの社員と廊下ですれ違うときは、一言二言必ず会話します。「どうも」のような挨拶だけではなく、将棋好きの人には「広瀬は穴熊作らなくても強くなったね」とか、サッカー好きの人には「デブルイネの先見の明は恐るべし」などと話しています。

共通の話題が見つからない人には「今日は寒いですね」とか「花粉症がひどいんですよ」などと話しています。普段から様々な事柄に関心を持っていると、より多くの人と自然に会話が出来るでしょう。

3.誰にでも挨拶します。相手が親しかろうが嫌いだろうが上司だろうが部下だろうがアルバイトの人だろうが、全く同様に挨拶しています。笑顔で挨拶できたらなお良いです。ちなみに私は上司と挨拶するときほど無意識に笑顔になっています。自分のすごく嫌いな部分です。

4.飲み会では頼まれれば幹事を引き受けます。たまにしか参加しない飲み会でも幹事をすることで、愛想は悪くないやつなんだなと思われるでしょう。飲み会では何度か席を移動し、多くの参加者と会話するよう心がけています。

以上のことから、飲み会への参加率は低いものの、決して愛想が悪いとは思われていないはずです。飲み会の最大の目的はコミュニケーションの向上なので、それと同等のことを普段から行っていれば良いのです。

繰り返しますが、

あなたは『職場で』飲み会以上のコミュニケーションを取れてますか?

昼飯は積極的に誰かと食べに行く

尊敬している他部署の上司が昼に外食しに行くのを見かけたときは、ご一緒して良いか聞いた上で付いていきます。誰かと情報交換するなどの予定がなければ大抵OKされます。

店では蕎麦を一緒にすすりながらスポーツの話などをしていましたが、そのうちだんだんと色々な話をしてくれるようになり、仕事の裏話や人間関係だけではなく、上司の家庭環境なども話してくれるようになりました。

この上司は以前に私の直属の上司だったこともあり、そのときは仕事の進め方の注意をけっこうな頻度で受けてきました。しかしそれは感情的なものではなく、私の成長を促すものであったことと、その上司が更に上の上司のやり方について注意している姿を見たことで、この人は本物だ、仕事ぶりを真似したいと思うようになりました。上司に注意している社員なんて見たことありませんでした。

ちなみにこの上司はこれまでの他の上司と違い、部下の一人一人と時間をかけて面談します。そして部下の努力している点、もっと頑張った方が良い点を事細かく説明してくれます。そこまでしてもこの上司にはメリットはありません。出世にも関係ありませんし、場合によっては部下に嫌われるかも知れませんし、むしろ時間を取られるだけです。そのため他の上司はそこまでのことは絶対にしません。

そんなわけでこの上司とは部署が異なる今でも親しくさせてもらっており、私にとってメンターのような存在となっています。

また、昼飯時はその上司以外にも他の社員と食べに行くことが多いです。他の部署の社員がどんな仕事をしているか話を聞けますし、昼休憩の時間は決まっているので無駄に時間を過ごすこともありません。

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