健康寿命を少しでも伸ばそうとウォーキングを心掛けています。
先日も徒歩で40分程の距離がある目的地まで、やや早足で歩いていました。
何度も歩いたことがある道なので、暇つぶしに音楽を聴きながら歩いていると、向こうからやってきた50歳前後の男性から「すいません」と道をふさがれるように大きな声をかけられました。
道に迷ったのだろうかと思い、イヤホンを外して「どうしましたか?」と尋ねたところ、その男性は立ち止まったまま何故だか目を閉じてしまいました。
数秒でしたが私が返答を待っていると、「私に何か用ですか?」とやや怒ったような口調で話し始めたので、そういう人なのかなと思い、すぐ脇を通り過ぎました。
気になって後ろを振り返りましたが、その男性はそのまま立ち去っていきました。
また、ある日曜日の午前中、家の近所でお婆さんに「駅はどこですか?」と話しかけられたことがあります。
「駅の場所が分かれば家の場所も分かるのに、迷ってしまって帰れないの」と言うため、丁寧に説明を繰り返していると、思い出したようで駅の方角へ向かっていきました。
話しかけられた場所は両脇が植樹された素敵な遊歩道で、分岐するような道もなく、そこから駅までの道のりは間違えようがない場所でした。
ヘルプマーク
このマークをご存知でしょうか。ヘルプマークと呼ばれるもので、東京都のHPに以下の通り説明があります。
「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。」
私も通勤途中でときおり見かけることがあります。このマークをカバン等に付けている方がいたら、電車の中で席を譲ったり思いやりのある行動を心掛けたいと思います。
マタニティマーク
2006年から配布され始めました。国が2014年に調査した結果では、40代以上の男性の認知度は5割以下でしたが、今ではもっと上がっているでしょう。
(内閣府のHP)https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000154097_1.pdf
見た目だけでは助けを求めている人かどうか判断できないことがあります。
私もヘルプマークを見かけたことはあっても、詳しい意味までは知りませんでした。
こうしたマークの意味を知っていれば、いざという時に困っている人を積極的に助けることができます。認知度が今より高くなるといいですね。
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▼以下の記事で、健康寿命や介護保険についても書いています。
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