仕組み:ウォーキングを継続するため、ウォーキング時にできる他の目的も作ってしまう

このところ継続的にウォーキングをしています。

もう何年も前から継続的に行おうと思っていたのですが、いつも続かず、単発的に行うだけでした。

一方でテレビゲームは程度の差こそあれ年中行っているので、要はやる気の問題なのでしょう。

筋トレは10日ほど継続しましたが、一度風邪を引いて止めたらそれっきりやらなくなりました。

テレビゲームが何故継続出来るのか考えてみた その①

●面白い。

自分が異世界で全く異なる立場、能力で行動出来るのは魅力以外の何者でもありません。

モンスターを魔法で退治したり、オーロラが美しい雪原を仲間とかけめぐったり、悪い亀からお姫様を助けたり出来ます。

しかも相当無理しても死なない。

いや、死ぬことはあってもすぐに復活出来ます。

現実世界では絶対不可能な無茶が出来ます。

●疲れない。

ソファにもたれながらゲームをしていれば疲れることはないでしょう。

基本的に体力は消耗しません。

いや、ぶっ続けで何時間もやり続けたら疲れるかもしれませんが。

以前はなぜウォーキングが継続できなかったのか

なぜ以前はウォーキングが継続できなかったのか。自分なりに言い訳を考えてみると、おそらく以下の2つが原因でしょう。

① 時間がない

② 必要性を強く感じていない

「①時間がない」については、例えば一回につき30分、週に2回ずつ出来ない程忙しいかと言われると、そんなことはありません。

週にわずか1時間です。

家で寝転がりながらスマホを見ている時間はそれ以上にあるでしょう。

共働きで子どもが小さくて両親が遠くに住んでいてなど、本当に全く時間が無い人もいるでしょうが、私の場合は時間があります。

単に優先順位を自分で落としてやらなかっただけです。

「②必要性を強く感じていない」についてですが、ウォーキングをすると体調の良さを感じるかと言われればありません。

運動不足なのでしょうが、特にそれによる体調不良はありません。

あくまでもウォーキングは将来のため、健康寿命を伸ばすために良いだろうと考えています。

将来年を取ったときの健康の大切さは十分理解しています。

個人差が大きく現ることも理解しています。

しかしそれでも現時点での必要性が低いためか、積極的にウォーキングすることがありませんでした。

問題の先送りのようなものでしょうか。

きっと20年後にはあのときからもっとしっかり身体を動かしていれば、と後悔する姿がうっすらと見えています。

テレビゲームが何故継続出来るのか考えてみた その②

●家で出来る。

私は携帯型ゲーム機は持っておらず、据え置き機でやることが多いのですが、誰の目も気にせず家でくつろぎながら自分のペースで出来るのは魅力的です。

●天候や時間に左右されない。

外が猛暑だろうが雷雨だろうが流れ星が降りそそぐ素敵な夜だろうが関係ありません。

ウォーキングを梅雨や猛暑の時期に計画的に行うのは難しいですが、テレビゲームには関係ありません。

やりたければ徹夜でやることも出来ます。週末だけで30時間行うのも可能でしょう。

継続する仕組みづくり:一つの行為に複数の目的を追加してしまう

上記のような状況であったにも関わらず、昨年後半からウォーキングだけは継続できています。

あまり深く考えてこなかったのですが、今回、記事を書くにあたり、どうして継続できているのか自分で考えてみました。

① 距離(時間)がちょうど良い。

② 音楽等を聞きながら歩くことでストレス解消。

③ 途中のコンビニでご褒美のコーヒーを飲む。

①について(距離(時間)がちょうど良い

ウォーキングしている場所は、帰宅時に途中駅から自宅まで歩く二駅間ほどの距離です。

私の足でちょうど30分程です。

遠すぎず近すぎずでちょうど良いです。

これ以上遠いと「今日は面倒だな」と思う確率が高まりそうです。

一方、これ以上近いと、運動している気分になりません。

余談ですが、仕事や家事でも面倒と感じてしまうとなかなか行動できないと思います。

私は何か一手間でも増えると先送りしてしまうことが多々あります

我が家は洗濯洗剤の分量を図るのが面倒(一手間)と考え、ジェルボールを使用するようになりました。

洗濯量を気にせずジェルボールをぽんと投げ込むだけです。ちょっとしたことですが快適です。

面倒くさいという気持ちが少なくなり、洗濯物が溜まる前にすぐ行動できるようになりました。

②について(音楽等を聞きながら歩くことでストレス解消

ウォーキング時にはスマホにイヤホンを接続し、好きな音楽またはラジオを聞きながら歩いています。

ウォーキングそれ自体で健康・ストレス解消になりますが、気に入った曲等を聞くことでさらにストレス解消になります。

職場を出た途端にイヤホンを耳にはめる人を見かけますが、ストレス対策として良いのでしょう。

気持ちの切り替えにも役立ちます。

③について(途中のコンビニでご褒美のコーヒーを飲む

毎回ではありませんが、時折コンビニに寄って飲み物(コーヒー等)を購入し、一息つくこともあります。

時折ですがその飲み物購入は楽しみの一つです。

自分にとってのご褒美です。

音楽等と同様にストレス解消でもあります。

コンビニの前で通りゆく人や車を見ながらぼうっと飲んでいると、自分の時間の流れと周囲の時間の流れが異なるような不思議な違和感を感じることがあります。

特に車の交通量が多いときにそう感じます。

…別に深い意味はありませんが。

もし音楽等や飲み物が無かったら、ただ単に黙々と歩くことになります。

私は幼少期からじっとしているのが苦手で、すぐに気が散るタイプです。

黙々と歩くのは苦手です。

音楽等があればこそウォーキングする気になるのです。

真冬は歩行ルート上にいくつかコンビニがあることを分かっているからこそ、今日はどこで温かいコーヒーでも飲もうかなと想像して楽しくなるのです。

ウォーキング以外の楽しみや目的があればこそ継続できるのです。

私の「楽しみの割合」を表すと以下のようになります。

ウォーキング:音楽等:飲み物等=2:5:3

こうして数値で示してみると、継続できる原動力の大部分はウォーキングそのものではないのですね。

ウォーキングが本来の目的ですが、別の目的を追加することで継続できている仕組みとなっています。

ウォーキングしながらできる別の目的を考えてみました。

音楽等でストレス解消/

コンビニごとにコーヒーを飲み比べる/黙々と歩き続け、いつかピンと来るだろうと仕事のひらめきを待つ/

あえていつもと異なる道を歩き、知らない道のりを楽しむ/

ダイエットのため、カロリー消費量を計算しながら歩く/

東海道を全て歩く(実際に行っている人がいました)/

普段は履かないウォーキング用シューズをカバンに詰め込み帰宅時にその感触を楽しむ(重いしかさばりますね)/

異なる時間帯に同じ道を歩き、街の雰囲気の違いを楽しむ/ひたすら英会話の学習(1日30分を週2回でも1か月で4時間です。1年間継続したら相当できるようになるでしょう)/

家までのタイムアタックをする(遅足と比較するとかなり違うことに気付きます)/

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