入院中、手術後にだんだんと体調が良くなってくると、今度は退屈になってきます。
そんなときこそ普段忙しくて録り溜めていた映画やドキュメンタリーでも見ようと思っていたのですが、病室に各個人用のテレビはあるもののブルーレイレコーダー等はありませんでした。もしレンタルできるのであれば2000円程度払ってもいいと思いましたが、レンタルにもありませんでした。
▼パジャマをレンタルすると毎日新しい物に変更してくれます。家族が毎日交換しに来る必要もありません。
一方で小説(「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」角幡唯介:集英社文庫)は一冊持参していたのですが、有り余る時間のため僅か1日で読み終わってしまい、後はスマホのアプリで将棋を指したり延々とニュースを読んだり窓の外を連続で20分程眺めたりして過ごしていました。
窓の外を眺めても大して興味をそそられる景色は無いのですが、朝7時頃にコートを着て駅へと向かう会社員たちだけは何故だか欠かさず眺めていました。もし自分が入院していなければ、同じように会社へと向かっていたはずなのになあという思いがありました。
また、一日中寝ているので朝は早くに自然と起きてしまいます。窓の外を眺めても真っ暗ですが、やがて徐々に明るく薄い色に塗り替えられていく空を見ると幸せな気分になります。
もしここが極夜(白夜の対義語で日中でも暗い地域:北極圏や南極圏で起こる)だったらと思うと、私はそれだけで気分まで暗くなりそうです。良くなる体調も回復が遅れそうです。
仕組み:病室から眺める窓が退屈だったのでモニターに変えたらどうなるか
さて、そんな病室の大きな窓ですが、モニターに切り替えられるとしたら何を映してもらいたいでしょうか。
・映画
(窓は大きいので迫力がある)
・会社内の風景
(ちょっと病気かも知れませんが仕事をしている気分になれる、実際に病室で仕事をするためのモチベーションとなる)
・世界遺産をランダムに
(普段行けない旅行気分に浸れる)
・のどかな牧草地など
(蝶が舞い牛がゆっくり歩いたりしていて落ち着く)
・家庭の様子
(家族がどんな様子か分かり安心できる)
・YouTubeのゲーム実況中継
(子どもが喜びそうです)
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(列車の窓をモニター化し観光情報を提供しようという計画が進んでいるようです)
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こんな記事も書きました。
▼病院を受診するときは、病状等を一枚の紙にまとめて持参すると伝え忘れがありません。
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