習慣化のコツとその効果

学生時代の勉強は重要です。特に理系分野の大学に進む場合は絶対です。個人で実験等はできません。

「高校時代に勉強しておけば良かった!」と思ってももう遅いです。理系分野への大学進学は、その時でなければほぼやり直しができません。

一方で、社会人になってからの勉強も重要です。学生と違って社会人では勉強が即仕事に直結します。

組織の中で仕事をしていると、勉強をしている人としていない人の差がよく分かると思います。上司だから勉強している訳ではありません。

1 「管理能力」は無いが、部下としては優秀だった。

2 昇進試験は得意だった。

3 上司に気に入られてた。

そんな理由で上司になってしまう人もいるからです。

しかし勉強していない上司だと、何かイレギュラーな事態が起こった際に臨機応変な対応が出来ません。

コロナ禍では特にそれがはっきりしたのではないでしょうか。右往左往している上司はいませんでしたか?

社会人は勉強できる時間があまり無い

社会人は学生時代ほど時間がありません。

一般的に30代ともなると、子どもの面倒で毎日2時間は自分の時間が取られます。40代ともなると親の介護や医療で時間が取られることが多くなっていくでしょう。

そう考えると全力で仕事に打ち込める期間は実は少ないのです。第一子が生まれるまでが勝負かもしれません。

そんな貴重な20代を何もせず過ごしてしまったという方も多いと思います。私もです。完全に遊んで過ごしました。テレビゲームやら小説やら旅行やらで楽しく過ごしていました。

今思えば英会話でもやっておいてペラペラになっておけば良かったと後悔しています(身につかなかった確率90%超ですが)。

それでも空いた時間に勉強することは重要です。短い時間でも良いので継続して勉強することが重要です。

自分から時間を作りだすのはどうしても抵抗があります。面倒だという気持ちがあるからです。

空いた時間があるならYoutubeで面白い動画を見たいという欲求が湧いてきます。私ならプレステ4を起動して「レッドデッドリデンプション2」をプレイします。

そう考えると、まとまった時間が確実に取れる電車の通勤時間です。また、毎週金曜日の会社帰りに喫茶店で20分勉強するなどが考えられます。

特に通勤時間は時間が取られるのでデメリットと捉えがちですが、発想を転換して「この時間は毎日一人で集中して勉強する時間なんだ」と考えてしまえばこれほどまとまった時間はありません。しかも毎日です。誰にも邪魔されません。

カバンの中に常に本を一冊入れておきましょう。

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