子どもが生まれると、自分の時間は少なくなります。
生まれる前は何となくそうなるのでは、ぐらいにしか考えていませんでしたが、全くその通りでした。
共働きの場合だと、家事を分担するのは当然のことになります。
私と妻の勤務時間は1対1です。
そのため、家事の分担率も1対1となります。
私と妻の家事分担率を意図的に3対7にした場合、夫婦関係は崩壊します。
家事は毎日2時間半はかかるため、自分の時間は相当少なくなるか、場合によってはなくなります。
独身時代は自由に海外にでも行けた
独身時代は一人で海外旅行に行っていました。
・インドではジョークで銃を突きつけらる。
・ラトビアでは工事中の部屋に案内される。室内に多数のブロックあり。
・マカオでは現地の子どもに交ざってスケートを楽しむ。
こんなことは一人旅だからこそ体験できた自由の産物でした。
可能であれば、結婚後もずっと続けられたら、と思っていました。
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▼以前に書いた記事です。香港のホテルで寝ていると聞こえてくる不思議な音。こんな経験はこれ以降一度もありません。
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しかし、結婚してからは当然のことながら、自分勝手に旅行に行くことは出来なくなりました。
子どもが生まれたら尚更です。
そこで一時期はグーグルマップを開き、行ってみたい海外の街並みを眺めたりしていました。
そして最近ではテレビゲームで旅行気分を味わうようになりました。
海外一人旅をオープンワールドのゲームで味わう
以前は「ファイナルファンタジー」等のゲームをやっていましたが、最近では旅行気分が味わえるゲームをやっています。
「スカイリム」や「ウィッチャー3」などのゲームは世界観の完成度が高く、自分がまるでその世界を旅しているような感覚に陥ります。
これ程の没入感が味わえるのなら、もう海外旅行に行かなくてもいいんじゃないかな、と本気で思うようにもなりました。
あくまでもゲームなので、主人公が敵(人や動物、ロボットなど)に襲われたりもします。
そんな所も海外一人旅でときおり出くわすピンチのようでワクワクします。
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▼「ウイッチャー3」より
画面に霞むように映っている街の奥まで全て歩いていける。この街を探索しながら歩きつくすと1時間以上掛かる。イベントもこなしながら歩くと数時間掛かるという異常な大きさ。ゲームの中にある一つの街です。
ゲームなのに広すぎて迷子になる。そこがまたリアルでいい
また、主人公が旅する中で目にする景色が美しいです。
中世ヨーロッパの古い街並み、戦争で荒廃したアメリカの街並み、緑が広がるワイン畑などを歩いている気分に浸れます。
時間の経過により空や建物の色も少しずつ変化するので、夜になると昼間とは全く異なる雰囲気を味わえます。
天候も随時変化しており、雷雨が来ると明るい街並みも寒々しい景色に一変します。
上記に挙げたようにマップは広く、大きな都市を歩いていると本当に何度も迷子になります。
(ゲームなのにやり過ぎだ、と嫌いになる人もいると思います(笑))
実際の旅行に比べるとコスパが良い
ちなみにこれらのゲームはオープンワールドなので自由度が高く、クリアするまで100時間程かかることがあります。
(オープンワールド:舞台となる広大な世界を自由に動き回り探索できるゲーム)
1本あたりの購入費用を8,000円とすると、1時間あたり80円となり、コスパに優れています。
当たり前ですが、旅行と比較すると全くお金は掛かりません。
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▼「フォールアウト4」より
謎の飛行物質が落下してきた直後。ストーリーに全く無関係のイベントであり、無視しても良いし捜索しても良い。その辺りはプレイする人の自由判断。
現実世界を再現した世界をVRで楽しむ未来
将来、AI等がさらに進化し、人々が労働する必要が無くなる世界(仕事しなくても生きていける安定した世界)が来た場合、こうしたゲームに没頭する人が何億人という単位で現れるのかもしれません。
そしてGoogleなどの企業が、この現実世界を3Dで完全に再現し、VRで没入感を増した世界を、無償で歩き回れるようにするはずです。
まずはローマやパリ、京都などの観光地からでしょうか。
若者だけではなく、体力的に旅行できない高齢者、金銭的に旅行できない人、病気で外出できない人にも大ヒットするでしょう。
そして「観光地へ実際に行く」ということが減少し、運輸やホテル、飲食店などの旅行業界は大打撃を受けることになるのでは、と想像します。
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私は当分、一人で海外旅行に行くことは不可能です。
しかし、こうして時間的・金銭的に行けない人が、旅行気分を楽しめる代用手段がいくつも出てきたことは嬉しい限りです。
世界中の人々が楽しめますね。
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▼おまけ:「ウイッチャー3」の公式トレーラーです。
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こんな記事も書きました。
【効率化】足の遅い人がいくら努力しても速くはならない。みんな知っているのに、なぜ大人になっても不得意なことを努力するのか。
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