信頼できる相手か、相手を見極めないうちに仕事を依頼してはいけない

「ウイッチャー3」という世界中で絶賛されたテレビゲームでの話です。

霊となった女性に会いました。恋仲だった男性に裏切られ亡くなったそうです。

「こんな扱いを受けたけど、今でもあの人が忘れられない」「もう一度だけ会いたい」「私の骨を届けてもらいたい」と頼まれました。

霊ではありますが可哀想だったので、その場にあった女性の遺骨を男性に渡し、事情を説明してその場を立ち去りました。

ゲームとは言え「自分てなんて優しいんだろう」と自己陶酔していました。

しかし玄関を出て数歩のところで男性の「ギャー!」という悲鳴が聞こえました。

慌てて家の中に飛び込むと、霊となった女性が男性を呪い殺し宙に消え去るところでした。

「そんなバカな!」

ゲームとは言え、初対面の人の言葉を信じ過ぎました。裏切られたショックは大きいです。

ちなみに骨を持って行かず霊を倒すという選択肢もあったようです。

しかしゲームではリセットボタンを押さないのを信条としていますので、悔やみながらも次の場面へと進みました。

もしこのゲームをもう一度やり直すならば、ゴーストバスターズに依頼すること間違いなしです。

極論ですが、詐欺師は善人以上に善人のごとく振る舞います。

仕事を依頼するときは相手を見極めてから

仕事でもそうですね。

初対面で人が良さそうだなと思っても、仕事が出来るかどうかはまた別の問題です。

大きな仕事を頼んでいいのか、しっかり見極めなくてはいけません。

ニューデリーで私に親しげに話しかけてきた人には、最後には現地の旅行会社に連れていかれました。

イスタンブールで私に親しげに話しかけてきた人には、最後には現地の絨毯屋に連れていかれました。

パリで私に親しげに話しかけてきた人には、最後には私の腕に無理やりブレスレットをはめて売りつけようとしました。

社内だけを取ってみても社員の噂の収集は大切です。

管理職なら尚更です。

誰に仕事を頼むべきなのか、能力や適性から判断する必要があります。

もし上司から重要な仕事を次々と頼まれている人ならば、信頼されている証拠なのでしょう。

もし上司から重要でない仕事を頼まれている人ならば、信頼されていないのでしょう。

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