「なぜ、あいつと違い、自分は勉強する気が起きないのか」
おそらくほとんどの子どもが一度は悩む問題でしょう。
もはや社会問題と言っていいレベルです。
少子化問題や環境問題と変わりません。
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「勉強の動機づけ問題」
国力という視点で考えたとき、文部科学大臣は真剣に取り組むべきです。
そのため、私は今日、グレタさんよりも早く声を挙げました。
そもそも勉強好きの子どもは受験には強い
勉強好きの子どもは時折います。
いや、もしかすると高学歴の人はみなそうなのかも知れません。
勉強が楽しいと思っている子どもは、受験においては絶対有利です。
羨ましい限りです。
それって元々の性格なのでしょうか?
勉強は楽しいものだよ、と親が上手く導いたのでしょうか?
誰か統計を取っていないでしょうか。
理由を知りたいですね。
勉強とゲームの比較について
受験前でもFF7などのテレビゲームを続けていました。
入試の昼休憩中にテキストは開かず、ゲームのCDを聞いていたのを覚えています。
勉強も頑張ってはいたつもりですが、もう限界でした。
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どのような動機づけがあったら、あのとき自分が熱心に勉強できたのかを考えてみました。
・勉強できると、大学の選択肢が広がることを理解する。
・勉強できると、異性にもてることを理解する。(その他の条件が同一の場合)
・勉強だけに集中できる期間は短いことを理解する。
勉強 < ゲーム(私の場合)
勉強が将来に繋がることは理解していました。
勉強できれば有名大学にも入れるでしょう。
その後に有名企業に入れる確率も高まるのも理解していました。
しかし、あのとき目の前に置かれたゲーム(FF7)の魅力には勝てませんでした。
勉強 < ゲーム
もう一度人生をあのときに戻ってやり直したとしても、やはりゲームの日々を送っていたでしょう。
上記に挙げたその他の動機づけも、私が勉強をすることには繋がりませんでした。
ゲームは成長が明確に現れるので面白い
ゲームは長くても100時間あれば終わります。
そのため、ゲーム内での時間の経過は現実世界より速いです。
あっという間に一つ一つの結果が現れます。
主人公は敵を倒せば瞬時に強くなり、あっという間に大金を手にします。
成長が明確に現れます。
そこがゲームの魅力の一つです。
テストの点数を挙げることより遥かに簡単です。
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▼以前に書いた記事です。学生時代と比べて、ゲームに求めるものが変わってきました。
海外一人旅に行けなくなったので、ゲームで旅する気分を味わっています
テストが1000点満点だったら、ちょっとの努力でも点数にすぐ跳ね返る
勉強もゲームのように努力が明確に現れたら、楽しんでできるのではないでしょうか。
そこで私が考えたのが、
「テストを100点満点ではなく1000点満点に変える」
ということです。
テストが1000点満点にもなると、ちょっと努力でも点数に跳ね返ってきます。
「おれ、この週末合わせて12時間も勉強したから点数が87点も増えたよ」
「夏休みは夏期講習頑張ったから点数が217点も増えた」
こんなポジティブな会話が教室内で溢れるでしょう。
1000点満点万歳です。
ほとんどの子どもが100点以上を取れるでしょう。
可視化による効果
日々の小さな努力でさえ、可視化されたらやる気が出ます。
そして日本人の学生が皆やる気になる → 日本人全体の能力底上げに繋がります。
このような可視化の方法はテストに限ったものではありません。
・手帳に日々の仕事をあえて細かく書き込み、一つ終えるごとに横線で消して満足。
・卓上カレンダーに旅行に行く日を記入し「あと何日だ!」と家族で楽しみに待つ。
・クリスマスや正月に飾りつけをして雰囲気を盛り上げる。
大げさに可視化することで、勉強や仕事だけではなく、日々の生活もより豊かになることがあります。
ぜひ試してみてください。
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