児童相談所の虐待対応件数は、2000年には2万件ほどだったのが、2018年には15万9850件まで増加しました。
「日本ではこれだけ騒がれているのに虐待件数増加が止まらないの!?」
というわけではないようです。
子どもの数が減少する中、虐待の件数がそれほど急激に増えたわけではなく、
それだけ虐待について”拾える”状況になってきた、ということのようです。
虐待は事後対応だけしか出来ないのか?
よく虐待死事件が起こると児童相談所の責任問題の話になりますが、児童相談所はあくまでも事後対応です。
あおり運転もそうですね。起こってから警察は動きます。
そんなことはありません。
AIを使い膨大なデータから可能性を判断することは出来るでしょうが、それだって事前に逮捕することは出来ません。
ちなみにアメリカの一部地域では犯罪発生可能性地域をAIが判断し、警察官が見回りをしています。また、タクシー会社によっては客を拾える可能性が高いエリアをAIが判断しているそうです。
本来であれば、そもそも虐待が起きないような「仕組み」を作らなければ、いつまで経っても虐待が無くなることはありません。
児童相談所のパンク状態も無くなりません。
効率的な「仕組み」づくりが出来ていない状況
先日、踏切の両端に「監視員」と書かれた目立つビブスを着ている人が立っていました。
そりゃ目立ちました。
黄色い蛍光色のビブスでしたから。ピカッ!
私はそのとき急いでおり、ただすーっと通り過ぎただけなので、その人がどんな仕事をしているのかよく分かりませんでした。
いつもなら「何を監視しているのですか?」と好奇心でワクワクしながら話しかけていたでしょう。
そして「何だ、このサラリーマン?」と思われつつも、その場を無難に乗り切るために仕方なく私に何をしているのか答えてくれたでしょう。
でも本当に何を監視していたのでしょう?
「踏切が鳴ったら早く渡りましょう」と声掛けでもしているのでしょうか。
そこに目立つ監視員が鋭い眼光を飛ばしていることで、無理な横断を減らしているのでしょうか。
会計担当は伝票間違いは当然あると前提して仕事をしてはいけない
また、会計伝票は多くの社員が特定のデータ入力を誤っていることを聞きました。
経理担当はその誤りに気付くと、
作成者に「ココガ マチガッテ マスヨ」と怒りを胸に秘めつつ表に出さないよう事務的に連絡し、(2分)
作成者は再び伝票を作成し直して平身低頭して上司の押印をもらい、(5分)
経理担当はもう一度提出されたその内容を確認していきます。(1分)
1件の誤りだけでも相当無駄な時間が掛かっていますね。
しかも誤っている内容は特定のデータ入力部分が多いと言うのです。
常に「仕組み」づくりを考え業務効率化を図る
私が気になるのは、上記のどちらにも「仕組み」づくりで対応できるのではないかということです。
踏切の監視が必要ならば、そもそも人がその場にいて監視しなくても良い「仕組み」づくりを行えば良いわけです。
警報機が鳴り始めたら踏切内が真っ赤なライトで光り始めたり、障害物検知装置の導入など、人を介さなくても良い「仕組み」はいくらでも考えられます。
伝票で同じ個所のデータ入力を誤る社員が多いならば、その部分だけ入力者自身が間違いに気付けるような表示や、エラーチェックのシステムを導入すれば良いわけです。
いちいち人が伝票をチェックすることで初めて誤りに気付くような形を出来るだけ避けるようにすべきです。
「これが会計伝票の誤りベスト3だぜっ! 見事金メタルに輝いたのは・・・」
といった説明文を経理部がグループウェアで公開したりするのも効果的でしょう。
第八百二十条
親権を行う者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う。
第八百二十二条
親権を行う者は、第八百二十条の規定による監護及び教育に必要な範囲内でその子を懲戒することができる。
この条文、法制審議会で見直しを検討中とのことです。読み取り方によっては体罰を容認しかねない内容ですね。
こんな記事も書いています。
▼負担は増えるかもしれませんが。
▼一度使ってみると、もう液体洗剤には戻せないレベルの利便さです。
▼単なる受験マンガを超えたいいマンガですね。
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